アホロートルの飼い方

アホロートルの餌

自然下のアホロートルが食べているものを知れば、アホロートルの最適な餌が見えてくる。

野生では何を食べる

野生のアホロートルのエサは、主に魚、幼虫、ワラジムシ、ゲンゴロウ、オタマジャクシなどの水生生物です。これに加えてに水の中に落ちてきた、水面に浮いたりする羽虫、甲虫、ワーム、イモムシなどの水生生物以外の生き物を食べています。つまりアホロートルは、動いて、しかも口に入いる大きさのものならほとんど何でも食べるのです。野生のアホロートルは大食漢の捕食者で、完全な肉食性です。

お腹がすくとエサを探しに出て、動くものにすぐに引き付けられます。そして、たいていはエサがやってくるのを待ち伏せします。ときどきえらをパタパタさせる以外はじっとしていて、動くにしてもゆっくりとした動作です。そばで動いている生き物に気がつくと、ゆっくりと振り向いて観察します。

補色する瞬間はとても早く、食べられる距離に入った餌を一瞬でとらえ、小さな生き物はすぐに消えて見えなくなります。エサを食べたあとは飲み込みやすい位置まで口の中でエサを転がしてから飲み込みます。ときどき、大きいエサで口がいっぱいになった時に、口の中で転がせずに吐き出してしまうこともありますが、あらためてもう一度食べます。一緒に小石が入った時はなるべく出そうとしますが、一緒に飲み込んでしまう事もある大食漢です。

自然の活き餌

生きたまま捕まえた水生生物もアホロートルにとっては栄養補助食品となります。小さめの水生生物は赤ちゃんアホロートルに最適で、手に入れやすいのはミジンコ類でしょう。ミジンコは、赤ちゃんアホロートルに適した小さな生き餌として一番よく知られていおり、市販もされていますが、大きさが2~4mmと、ふ化したばかりのアホロートルやまだ幼いアホロートルにはやや大きいため自然界で手に入りやすい0.5mm程度のミジンコが与えやすいでしょう。

ヤゴやゲンゴロウはかみついたり、赤ちゃんアホロートルを食べたりすることさえある捕食者なので、与えるとしても体の大きいアホロートルに与えるようにしましょう。オタマジャクシは若いアホロートルのエサになりえます。稚魚(魚の赤ちゃん)も扱いやすい生き餌です。

自然の餌で気をつけるのポイントとして、都会の池や田んぼや畑に近い場所だと肥料や除草剤などの薬品が流れ込んでいる可能性があり、餌として与えたアホロートルに悪影響がある場合があります。また当たり前な事ですが私有地に勝手に入って採集することも禁止です。

生餌の場合、お腹が一杯になっても反射で食べてしまう場合があります。たいていは食べた後にしばらくはじっとしていて、もの思いに沈んだように見えますが、やがて口を開け、ちょうど1回咳をするような感じで食べすぎた分のエサを一気に吐き出します。

健康の基本は餌

いろいろな種類の生き餌を与えることがアホロートルの健康維持の鍵。飼育するアホロートルが元気に楽しく過ごせるよう生活の質も考える価値のあることです。今どきの動物園ではよく認識されていることですが、野生動物の生活はほとんどがエサ探しに当てられるため、飼育動物は十分にエサを食べているものの、エサ探しの苦労がまったくないので、元気がなく、ストレスを感じたり退屈したりしている様子がうかがえます。

この問題の解決策は、活発にエサを探さなければならないようにエサをおりのあちこちに隠したり、木から吊るしたりして自然界でエサを食べる時の環境を真似ることです。これと同じように、アホロートルにも食事の楽しさを感じられるよう、元気で楽しい食事を提供するのはいかがでしょうか。

与えるエサの量の物差しの1つのがフンです。アホロートルは「粒状」の老廃物をときどき出します。ふつうは4日~6日ごと、それより長い間隔の場合もあります。フンに未消化のエサがたくさん含まれていたら、それに応じてエサの量を減らしましょう。

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