底砂のメリット
底砂が重要なことは魚の飼育と共通です。底面式のろ過器を採用する場合には水槽を健全に保つバクテリアの住処にもなりますし、別のろ過方法を採用する場合でも底砂は重要で、底砂を敷くとアンモニア(主な老廃物)を分解するいいバクテリアが存在できる表面積がとても大きくなります。
水草を導入する場合には活着する床になりますし、アホロートルにはつるつる滑る底に比べて歩きやすくなります。食べかすや有毒な物質を捕らえてアホロートルの通り道から取り除いてくれます。底砂の高さは2cm程度で、高さを変えて傾斜をつけるのも良いでしょう。
底砂に適さない種類
材質はきれいな小石、砂、着色された砂利や石英、色付きガラス片まで、とてもたくさんの種類が売られています。アホロートルにとって大切な底砂で考えるなら表面が滑らかで丸い形のものの方が良いです。アホロートルはほとんどの時間を歩き回ることに使いますが、皮膚があまり丈夫ではありません。とがったもので傷つくことが考えられます。底を歩いている時だけではなく、遊泳したりブルドーザーのように底砂をならしたりする行動も見られるので、鋭くとがった石や、割れた貝殻などの鋭利なものは控えましょう。
また、アホロートルはエサを飲み込む際に、口の周りの物を吸引するように食べる、小石や砂利を一緒に口に入れます。もちろん吐き出しはしますが、それでもかなりの量を飲んでしまうことがあります。そのため飲み込んでも問題なく排泄されるよう、使う石や砂利や装飾品はアホロートルがけがをしないように滑らかなものを選びましょう。
底「砂」と書いていますが、小さければいいというわけではありません。砂は小さすぎるため胃に詰まらせる事があります。砂粒を胃に詰まらせて食欲不振になり死んでしまうこともあります。
お勧めの豆砂利サイズ
アホロートルの飼育環境の底砂としてお勧めな種類は4~6.5mmの豆砂利です。
建築資材の販売店やホームセンターなどでも天然の砂利を購入できますが、使用に適しているかどうかの保証はありません。水のペーハーに影響を及ぼす物質を含んでいる場合や、塩類や凍結防止剤など水質に有毒な影響を与える物質が含まれる場合があります。玉砂利は水生生物の専門店ややペットショップで買いましょう。
専門店で購入した場合でも、水槽への導入前に必ず砂利は使う前に流水でよく洗いましょう。また砂利を水槽に入れる時はザザッと乱暴に流し込まないように気をつけましょう。水を張っていても水槽のガラスを傷める恐れがあります。ひしゃくなどを使って少しずつ「すくって」入れましょう。次にカルキを抜いた水を砂利が浸るぐらいまで十分に加えます。水も同じで、高い所から流し込まないようにご注意ください。